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蒔絵・研究日誌

「蒔絵博物館 高尾曜のホームページ」の併設ブログ。
日々の研究の活動報告、展覧会観覧記録や歴史の話など、つれづれなるままに書いています。
『京都の美術250年の夢』第1部 光村推古書院

新装オープンするはずだった京都市立京セラ美術館開館記念展「京都の美術250年の夢」第1部の図録兼書籍が送られてきました。

近世の部分の漆工品について書かせていただきました。

 

 

 

JUGEMテーマ:アート・デザイン

| 新刊 | 19:26 | comments(0) | - |
「江戸時代後期芝山象嵌作品について」『大阪市立美術館紀要』第20号

菊池泰子氏「江戸時代後期芝山象嵌作品について ー大阪市立美術館蔵「芝山」在銘品を中心に」『大阪市立美術館紀要』第20号では、大阪市立美術館所蔵の芝山象嵌作品と、他館の所蔵品の技術的特徴を拡大図版を使って、紹介されています。

 

| 新刊 | 10:08 | comments(0) | - |
「作品紹介 −孝明天皇ゆかりの印籠について」『三の丸尚蔵館紀要』25号

JUGEMテーマ:アート・デザイン

新型コロナウイルスで、世の中大変なことになりました。楽しみにしていた展覧会も、途中終了、中止など。

 そんな中、重要な論文が刊行されたので2つ紹介します。五味聖氏「作品紹介 −孝明天皇ゆかりの印籠について」では孝明天皇から皇女和宮に譲られた印籠群が紹介されています。これまでにも三の丸尚蔵館等の展覧会で3点の存在は公開されていましたが、9点すべての詳細が図版と共に紹介されています。所用者・伝来が明らかな印籠、それも孝明天皇御物ですから極めて重要な作品群です。景利、道笑等の根付との取り合わせも興味深いと思います。

 

| 新刊 | 10:05 | comments(2) | - |
『一橋徳川家の刀剣と刀装』茨城県立歴史館

茨城県立歴史館より、学術調査報告『一橋徳川家の刀剣と刀装』が刊行されました。詳細な写真や、古記録による伝来経緯・所用者の考察まで行われた豪華で学術的価値が高い初めての総図録です。

 

| 新刊 | 02:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
『JAPAN in miniature』

クレス夫妻の新刊が届きました。ドイツのBASFラッククンストミュージアムにドイツ人女性から寄贈された印籠コレクションのカタログになっています。よく見るものもありますが、豊川楊溪の朝妻舟蒔絵印籠や、田村寿秀作の蘭陵王蒔絵の印籠、塩見政誠の菊壽蒔絵印籠など、他に類例のない名品がいくつかあります。特に朝妻舟は昭和の売立以来出現の待望の作品です。柴田是真も、珍しいものが2点載っています。

 

| 新刊 | 15:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
宮武慶之「中山胡民作寿字盃について」『人文』15号(学習院大学人文科学研究所 2017 3)

宮武慶之氏「中山胡民作寿字盃について」掲載誌が刊行されました。これまでほとんど知られていなかった、吉村観阿の後妻、観勢について研究されています。中山胡民作「寿字蒔絵盃」、「立鶴香合」を中心に論じられています。吉村観阿と観勢、そして越後新発田藩主溝口直諒、中山胡民との関係については、これでだいぶ分かってきました。しかし、胡民については一層謎が深まった感もあります。

| 新刊 | 23:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
愛知県西尾市板倉家菩提寺 万灯山長圓寺文化財総合調査報告書
先日、『愛知県西尾市 板倉家菩提寺 万灯山長圓寺文化財総合調査報告書』が届きました。解説編、目録編上・下の3冊からなる大部です。この報告書での漆工分野での最大の新発見は、悉皆調査によって初代山田常嘉とその父の合作ともいうべき、達磨蒔絵硯箱が発見されたことです。カラーの図版入りで小池富雄先生が解説されています。私も昨年、実際に調査させて頂きました。この硯箱は常嘉の父が寛永年間に板倉重矩のために製作し、重矩が30年余り愛用したのち、常嘉に父の形見として下賜されたものです。その後常嘉が十余年所蔵していたものを、重矩の菩提を弔うために常嘉が蓋表に由緒を蒔絵して板倉家菩提寺の三河西尾の長圓寺に奉納したというものです。
 これまで初代山田常嘉の作品は1件しか確認されておらず、江戸前期の在銘作品がほとんどない時代の、奉納品ゆえに在銘である極めて貴重な作例です。そしてそれにより山田常嘉の前名が、これまで伝えられていた寺田常嘉ではなく、寺西常嘉であることも判明したのでした。これは非常に大きな発見です。

JUGEMテーマ:日本史


 
| 新刊 | 21:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
『漆工史』37号 刊行
漆工史学会総会が行われ、『漆工史』37号が刊行されました。今回は、「梶川家の文献研究 ―新出史料の由緒書と菩提寺・家伝史料を中心に―」を投稿し、採択されました。東京国立博物館国立公文書館内閣文庫多聞櫓文書に発見した2本の由緒書の全文翻刻を載せました。さらに元祖情報屋とも評される『藤岡屋日記』に出ていた、幕末の11代梶川徳三郎遊女橋立の身請に端を発して自身の墓所で切腹して果てるという衝撃的な事件を紹介し、そこから梶川家の菩提寺千手院とその墓所を発見したこと、さらに武鑑やその他の断片的な資料を総合して、居所の変遷、兼業していた御箔屋についても考察しました。
 漆工史37号にはその他、
岡田文男「東大寺二月堂修二会に用いられた木鉢(飯器)の材質・塗装構造よりみた製作年代」
桑原康郎「永仁六年銘東大寺二月堂練行衆盤について」
荒川浩和「兼葭堂本『髤飾録』書下し(一)」

の3本の論文が掲載されています。
| 新刊 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
『LAC LACQER LAQUEST』
創業1910年のロンドンにある老舗東洋美術商、シドニー・モス商会から新刊のカタログを送って頂きました。カタログと言っても、厚さ3.8cm、351ページ、ハードカバーの超豪華本です。欧米の超高級美術商の中にはこのような、豪華商品カタログを作るところが結構ありますが、この厚さはなかななかありません。印籠125点、香合7点、硯箱等3点、合計135点の作品が掲載されています。
 モス商会は、私が研究を始めたごく最初の1993年の夏に訪れたことがあります。当時も多くの印籠がありました。それ以来、全く交流はなかったのですが、去年の秋頃から、HPの私のメールへこれまで私が発表した研究に関する多くの問合せをもらいました。この問合せに回答する形で作られた古満派の論文が今回のカタログに出ています。欧米では誤った古満派の系譜が流布しており、今回は私の「近世蒔絵師銘鑑」や蒔絵博物館に掲載している正しい系譜、伝記が新説として紹介されています。新説といっても、私は1995年に発表しているので(2005年に一部補訂)、特段新説でもないのですが、海外の定説はなかなか正されないので、今回のこの論文で真説が広く世界に紹介されることは、喜ばしいことです。カタログの注文は下記のサイトへ。

SYDNEY L. MOSS LTD のホームページ


『LAC LACQER LAQUEST』Sydney L.Moss, Ltd. 2014
 
JUGEMテーマ:アート・デザイン
| 新刊 | 22:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
「史跡 島原藩主深溝松平家墓所」愛知県幸田町
今年の3月に国の史跡に新たに指定された、島原藩主深溝松平家墓所の新しいパンフレットが送られてきましたのでご紹介します。愛知県額田郡幸田町に所在する松平家の菩提寺で、領地からも江戸からも遠い墳墓の地に継続して埋葬されるという、近世大名家でも特殊な葬送儀礼がある点でも重要とされ史跡になりました。特に菊壽印籠など先年の発掘によって出土した松平忠雄の副葬品や寺への奉納品の悉皆調査も済んでその実態が明らかになりました。
写真は4年前に調査に行った時のものですが、広大な墓域で、築地塀も崩れたままになってしまっています。このご時勢、一寺院で保存していくのは困難です。史跡に指定されたことで、整備、保護されていくことでしょう。




 
JUGEMテーマ:日本史
| 新刊 | 09:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
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