2013.06.18 Tuesday
google maps 航空写真
今日はじめて気付きましたが、google mapsの航空写真が変わったようです。今までは、どこまで拡大しても、地図と同じように、真上から見た正射投影のオルソ画像でした。それが今は、拡大した時に、南から45度で撮影したような空中写真に変わるようになっていました。「45度」ボタンのチェックを外すだけで、オルソ画像に戻すこともできます。影から推測すると、発想の転換というか、オルソ画像に加工する前の歪みがある画像を、わざわざつなぎ合わせて作ったのではないかと思います。立体的に見えるので、例えば都市部で、行先のビルの形を確認する時などは、非常に分りやすい反面、住宅地などは覗き見されているような感じです。試みに自宅を見ると、恥ずかしながら洗濯物が写っているのが見えます。プライバシーの問題も、防犯上の問題もあるのではないかと思います。ストリート・ビュー以来の新たな問題だと思います。ストリート・ビューの時はgoogle社は苦情の寄せられた区域の画像を削除しました。空中写真では、そこだけ削除することはできないので、問題は大きいでしょう。
諸外国を見ましたが、確認したロンドン、ワシントン、北京は、今までと変わらず「45度」ボタンはありませんでした。日本だけが先走ったのでしょうか。
google maps