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蒔絵・研究日誌

「蒔絵博物館 高尾曜のホームページ」の併設ブログ。
日々の研究の活動報告、展覧会観覧記録や歴史の話など、つれづれなるままに書いています。
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「珠玉の輿(たまのこし)」展(江戸東京博物館)
篤姫の乗物で話題の「珠玉の輿」展(江戸東京博物館)を観ました。昨年の篤姫人気もあり大変な混雑です。
 入り口には大河ドラマ篤姫のロケで使った篤姫の乗物のレプリカがありますが、金鍍金の金具といい青金蒔絵が錆びた色といい意外によくできています。島津家養女の時と、徳川家の時と2度使ったので、丸に十字の上に、葵の紋が貼られています。ドラマで屋根に載っていた、ペラペラの緋羅紗の日除けが載っていなかったのでよく見えます。あの日除けだけはもう少しがんばって貰いたいところでした。
 展示されている本物の乗り物は、徳川家康の大坂陣の際に使用した乗物に始まり、津山藩主の駕籠と輿(駕籠は江戸博のレプリカ)、女乗物は天鵞絨張や、酒井の剣片喰紋が入ったもの(展示替で因州池田家の乗物が出たようです)、綱吉正室鷹司信子のもの、梨子地に松菱梅の豪華なもの、それに将軍家定の生母本壽院のもの、篤姫のものです。 篤姫のものは、本壽院のものと六葵紋の金具が同じであるなど、本当によく似ていました。
 しかし一番立派だったのは、元禄11年製作松菱梅の乗物でした。蒔絵の仕事の材料も、幕末期のものと比較にならないもので、底の蒔絵銘も、幕末の嘉永4年に将軍家慶の養女線宮幟子の婚礼に再利用されたという点も興味深いと思います。最後の方の雛道具の女乗物大集合もなかなか壮観です。
 婚礼調度も江戸後期からは金梨子地のものが少ないですし、金梨子地とみせかけて実は錫梨子地であったり。そういう意味で和宮の調度を金梨子地にしたのは、徳川幕府の威信をかけて最後に力を入れた調度だったのだと思います。
2月1日(日)までです。

ポスター


乗物にあわせて、珍しい横長の図録
| 展覧会 | 22:16 | comments(0) | trackbacks(1) |









http://blog.makie-museum.com/trackback/1066463
実践篤姫
やっぱり奥が深いよな篤姫知りたいことが沢山ありますね。「珠玉の輿(たまのこし)...
| 篤姫 | 2009/01/19 5:55 AM |
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