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蒔絵・研究日誌

「蒔絵博物館 高尾曜のホームページ」の併設ブログ。
日々の研究の活動報告、展覧会観覧記録や歴史の話など、つれづれなるままに書いています。
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「お姫様のひなあそび」展(有馬記念館・久留米)
家に帰ると、筑後久留米城跡内にある有馬記念館から「お姫様のひなあそび」展のポスターが届いていました。これまで、ご縁のなかった久留米からなぜ届いたのかと不思議に思ってポスターの裏を見ると、調布玉川蒔絵の姫印籠の写真と、底の「梶川作」銘の写真が出ています。それでようやく、柳川の御花史料館の方が頼んでくださって送られてきたものであろうことがわかりました。
 現在一般に姫印籠と呼ばれている、腰提げにならない小さな印籠の大部分は大正・昭和期花柳界芸妓の胸元を飾った当時流行のおしゃれでした。しかし江戸期に作られたものもごくわずかに目にすることがありした。これらは単なる愛玩品(ミニチュア)なのか、雛道具なのか、人形の装飾品なのか長らく判りませんでした。
 最近になってどうやら人形の装身具らしいことが判ってきました。例えば、2003年の「仁考天皇 泰平の余芳」展では皇女和宮から京都の曇華院が拝領した三つ折れ人形(身長30cm)が印籠を提げていました。
 今回、近年の調査により有馬家の史料の中から、久留米藩11代藩主有馬頼咸に嫁いだ精(あき)姫(12代将軍家慶の養女)という所用者がわかる姫印籠で、しかも梶川の作銘がある作品が発見されたのは、貴重だと思います。将軍家姫君は大名家に嫁いでも、将軍家御家族としての格式を保ち、御守殿、御守殿門(赤門)を建てました。年1回の大奥への登城もありますので、製作時期は婚礼時とは限らず、銘ぶりからも嘉永〜安政と思われますが、まず徳川将軍家で誂えたものと考えて良いかと思います。
 去年、東京谷中の徳川家墓地から発掘された13代将軍徳川家定の継室、澄心院の印籠も姫印籠だったようなので、同じような用途だったのかもしれません。
 ポスターによれば、この展覧会では、姫君様御入輿行列絵巻や精姫の雛道具の葵紋付の熨斗目・裃和宮より拝領桜に鼓蒔絵の野弁当の雛道具なども写っています。2月5日〜3月30日までです。 



| 展覧会 | 23:19 | comments(3) | trackbacks(1) |
そうでしたか。
大きさや用途などで違いがあるのかと思ったので質問した次第です。
姫印籠はお姫様がもっていたから姫印籠というようなことしか聞いたことありませんでした。
・・・色々と奥が深いんですね。ありがとうございました。
| まき | 2009/02/06 1:38 AM |
打ち間違えたので直しておきました。姫印籠です。ただしこれとて、俗語であって、はっきりとそう書いた文献もあまり見受けません。
| 高尾曜 | 2009/02/05 1:30 AM |
雛印籠と姫印籠の違いを教えていただきたいのですが、、、よろしくお願い致します。
| まき | 2009/02/04 12:50 PM |









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g09僊C?8_F5092082063068?305704FwE508B06B06F
昨日、本屋に行ったらつい目にとまって見てしまいました有馬記念関連本。結局立ち読...
| 有馬記念 | 2009/02/05 2:56 PM |
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