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蒔絵・研究日誌

「蒔絵博物館 高尾曜のホームページ」の併設ブログ。
日々の研究の活動報告、展覧会観覧記録や歴史の話など、つれづれなるままに書いています。
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「松寿司」
「 塩原多助一代記」の話を三遊亭円朝柴田是真にしてもらった際、ご馳走になったという「松の鮓」が気になったので調べてみました。この「松の鮓」は下平右衛門町、第六天前にあった「安宅の松寿司」のようです。もともと安宅六間堀にあり、のちに浅草橋門外に移ったようです。是真が住む上右平衛門町の対柳居へは、走れば5分くらいで届けてくれそうです。
 
 「与兵衛」に比べて酢味やや多く、上戸に適し、と当時の案内本にあるので、酒好きの是真にはたまらなそうです。その形の上品なるを特色とし、殊に鯖の巻鮓はこの家得意の専売品、とのことです。高価だったようなので、円朝も喜んだことでしょう。
 ネットで調べると、浮世絵にもずいぶん描かれています。歌舞伎座の江戸食文化紀行 江戸の美味探訪のページをリンクに貼らせて頂きました。

「松のすしと弁慶縞」

「松のすし本店」

 是真は人のためにもてなしたり、お金を使うのが大好きで、その代わり、いつも貧乏でした。人が困って是真を頼ってくると、金があればあげてしまうし、なくても作る算段をする逸話がいくつも伝えられています。それでも相当のコレクションもしていたということは、勤勉で作品を多く作り、かなりの収入があったということでしょう。

| グルメ | 23:05 | comments(0) | trackbacks(0) |









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