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蒔絵・研究日誌

「蒔絵博物館 高尾曜のホームページ」の併設ブログ。
日々の研究の活動報告、展覧会観覧記録や歴史の話など、つれづれなるままに書いています。
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幸田町教育委員会 瑞雲山本光寺報告書
 2010年から参画してきた愛知県額田郡幸田町にある肥前島原藩主松平家菩提寺、三河本光寺発掘調査報告書文化財調査報告書が完成しました。 
 このお寺では、集中豪雨によって、島原藩主松平忠雄の墓石が傾き、修理のために発掘したところ、印籠小判が出てきました。私はニュースで知り、このブログにも書いたのですが、後にこの調査に私自身も参画させて頂くことになったのでした。
 2010年から4回ほど出張し、出土品と本光寺伝来品の調査を行い、今回の『松平忠雄墓所発掘調査報告 遺物編』「忠雄墓所出土の印籠」の項目を書かせて頂きました。すでに『漆工史』34号に、「島原藩主松平忠雄副葬品について -三河本光寺発掘の印籠類を中心に-」として速報を発表し、元禄期の常憲院時代蒔絵、印籠の好例とし、将軍綱吉からの拝領品の可能性を示唆しましたが、今回さらに研究を一歩進めてまとめました。
 その後の新たな知見としては、「寛政重修諸家譜」を全巻読破して、印籠の拝領事例をすべて抽出し、出土の印籠、特に菊壽蒔絵印籠が将軍綱吉からの拝領品である可能性がますます高くなったこと、さらに私見として無銘の出土印籠の作者推定を行ったことです。また近世大名墓発掘事例を調べ、出土の根付が、制作年代が確実な根付としては最古のものとしたことと、さらに初期の根付の形状の進化の過程を推定したことです。
 報告書は本日から、幸田町より一般にも頒布されます。

幸田町HP 島原藩主深溝松平家の文化財調査


瑞雲山本光寺松平忠雄墓所発掘調査報告 遺構編


瑞雲山本光寺松平忠雄墓所発掘調査報告 遺物編


瑞雲山本光寺文化財調査総合報告


瑞雲山本光寺文化財調査総合報告(目録編)
| 新刊 | 19:03 | comments(0) | trackbacks(0) |









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