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蒔絵・研究日誌

「蒔絵博物館 高尾曜のホームページ」の併設ブログ。
日々の研究の活動報告、展覧会観覧記録や歴史の話など、つれづれなるままに書いています。
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上洛
論文のための調べ物をしていて面白い資料を見つけました。慶応元年(1865)14代将軍徳川家茂第二次長州征伐のために東海道を上る際、宿所とした岡崎城で、3代将軍家光上洛した際に岡崎城に残して行った道具を使ったというのです。岡崎城にあったのは、
 一 大小掛 
 一 御湯桶
 一 御盥
 一 御燭台大小四本
 一 御手燭三本
 一 御網台子
 一 御衣桁
で、吉例だからお使いになるよう進言されて、実際にそれらの道具を使ったというのです。刀掛や燭台はともかく、湯桶や盥も使ったということです。家光の上洛1634年ですから、じつに231年以上経っていたものです。
 現代でも250年前の漆器は普通に現役で使えます。漆は丈夫です。当時の御用蒔絵師が、上質の材料で入念に作ったものを大事に仕舞い込んでいたでしょうから、湯桶や盥でも水漏れしなかったでしょう。ちなみに、将軍家茂は生きて江戸に帰ることはありませんでしたが。

私も来週末は、所用で半年ぶりに上洛します。
 
JUGEMテーマ:日本史
| 研究 | 19:54 | comments(0) | trackbacks(0) |









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