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蒔絵・研究日誌

「蒔絵博物館 高尾曜のホームページ」の併設ブログ。
日々の研究の活動報告、展覧会観覧記録や歴史の話など、つれづれなるままに書いています。
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国立能楽堂特別展示「宇和島伊達家の能楽」後期展のご案内

「宇和島伊達家の能楽」では蒔絵が見事な鼓胴を展示しています。普通、実用品である鼓胴には、繊細、緻密な蒔絵は施されないのですが、この宇和島伊達家では5代藩主伊達村候が小鼓に熱中したので、見事な蒔絵の鼓胴が数多く残されています。

 その中でも選りすぐりの4点を中央のよく見える覗きケースで展示しています。左から、紫陽花蒔絵小鼓胴は分家の伊達紀伊守から進上されたもので、平目粉や切金をふんだんに使った精緻な元禄期の蒔絵の名品です。天衣葩蒔絵小鼓胴仙台藩主伊達綱宗ゆかりのもので、これも元禄期の精巧な蒔絵で、蒔絵ではこの家で第一等でしょう。その次の扇蒔絵小鼓胴山形藩主秋元永朝から贈られたもので、少し時代が下がって安永・天明期の印籠蒔絵師の仕事のようです。古満安匡あたりの仕事に見えます。その次は桜花蒔絵小鼓胴で仙台伊達家御用の印籠蒔絵師、中西松立斎の在銘です。鼓胴に蒔絵師の銘があることは極めて稀です。当然仙台伊達家からもたらされたものでしょう。ほかにも数多くの蒔絵鼓胴を展示しています。

この展示で人気なのが、指面です。これも伊達綱宗ゆかりのもので、精巧な能面のミニチュア100面が箱詰めになっています。類するものは、加賀前田家水戸徳川家にしかなく、特にこれは1700年前後のものにもかかわらず、出来保存状態が極めて良い、名品です。

この展覧会は12月7日までです。是非お運びください。

 

日本芸術文化振興会HP

 

 

JUGEMテーマ:アート・デザイン

 

 

 

 

| 展覧会 | 07:22 | comments(0) | trackbacks(0) |









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