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蒔絵・研究日誌

「蒔絵博物館 高尾曜のホームページ」の併設ブログ。
日々の研究の活動報告、展覧会観覧記録や歴史の話など、つれづれなるままに書いています。
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「燕子花図と夏秋渓流図」根津美術館(東京・青山)

時間休を取って、根津美術館まで行って「燕子花図と夏秋渓流図」を見てきました。庭のカキツバタが盛りで大変なお客さんです。展覧会のメインは尾形光琳筆「燕子花図屏風」鈴木其一筆「夏秋渓流図屏風」です。毎年この時期は「燕子花図屏風」ですが、今年はこう来たかという感じです。ひねり出すのも一苦労かと思います。

 「夏秋渓流図屏風」は江戸の豪商松澤孫八の旧蔵だとパネルにあります。どうりで力作なわけです。それを見て思い出しましたが、松澤家の売立目録には柴田是真柴船印籠も出ていますが、光琳印籠が4つも出ています。数少ない光琳の真作だったのだろうと思います。その内の1つが近年出現し、調査に伺おうと思っていたところ、持ち主が変わってしまい、とうとう見逃してしまいました。冬木小袖包裂が付いていたとか。どこに行ってしまったのでしょう。

 この展覧会を見たかったのは、実は2階で提重と重箱特集を見たかったからです。謡寄蒔絵の提重は銀の葵紋付の徳利が付いた、これでもかというくらい贅を凝らした梶川風の見事なものでした。そのほか、柴田是真蕗茗荷漆絵の重箱も出ています。原羊遊斎雪月花三社蒔絵の三組盃も出ています。この羊遊斎の盃は、1999年の五島美術館の羊遊斎展に出ていたものにそっくりです。そちらは近藤其日庵の旧蔵で今はどこへ行ったのやら。こちらは昔から根津美術館の所蔵です。羊遊斎の盃は同じ図のものがだいたい数件はあるようです。人気がありましたからね。

この展覧会は5月14日(日)までです。

 

| 展覧会 | 00:12 | comments(0) | trackbacks(0) |









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